シェール(Cher)

今やアメリカの小林幸子みたいになってるシェールですが、60'sのティーン時代はかわいかった。ソニー&シェールとしてデビュー後、本名のシェリリンでソロデビュー(この時の名曲が"Dream Baby"です)。バーズと同時期に”All I Really Want”を競作するなど、フォークロック的な作品も多かったです。ルルに対抗したかのようなバック・トゥ・ルーツな「3614 Jackson Highway」はあまり成功してるとは思えませんが、70'sに入ってからはディスコ的なダンサブルな作風となり、ジプシー風、ネイティヴ・アメリカン風の一風変わったアプローチでヒットを飛ばす一方、グレッグ・オールマンの恋人としてセミヌードになったりと、スキャンダラスな話題を提供。80'sには映画畑で活躍しました。