カート・ベッチャー(Curt Boetcher)

There's An Innocent Face

There's An Innocent Face

ミレニウム、サジタリアスなどカリフォルニアのプログレッシヴなソフト・ロックのリーダーで近年高い評価をうけたサウンド・クリエーター。ベッチャーの再評価はブライアン・ウィルソンに心酔する人々と重なる部分もあって少々苦々しく思うのですが、少なくとも73年にElektraから出た初ソロ「There's An Innocent Face」には、共感できるところはありません。後年カリフォルニア・ミュージックをディスコっぽい音にした張本人でもあります。