カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)

カーラ・ボノフ

カーラ・ボノフ

71年にブリンドルでA&Mからデビューするがシングル1枚で解散。その後ソングライターとして地道に活動し、75年にカレン・アレキサンダーが"Isn't It Always Love"を取り上げて浮上。その名前を知らしめたのはリンダ・ロンシュタットの76年の「Hasten Down The Wind」で3曲カヴァー。77年のデビュー作「Karla Bonoff]はそのリンダのスタッフが参加したもので瑞々しくフォーキーな色合いが濃い傑作。セカンドの「Restless Nights」は第二のリンダに仕立てようとして失敗。「Wild Heart Of The Young」('82)はAOR全盛期で日本ではそういう風にジャンル分けされたけど堂々としたカリフォルニア・サウンドを聞かせる。バラード群の出来がいい。親日家として知られ、来日はふたケタ以上。僕もライヴは3回は見ている。