★★★★SWEET BABY JAMES−James Taylor ('70)
- アーティスト: ジェイムス・テイラー
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: CD
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東部のボストン出身で60'sにはNYのグリニッジ・ヴィレッジ周辺で歌っていたフォークシンガーの一人でした。フライング・マシーンを経て、英Appleと契約し注目されましたが、会社のゴタゴタに巻き込まれ、prodのピーター・アッシャー(元ピーター&ゴードン)と共にクビに。療養生活を経てカリフォルニアに渡ってWarner Brosと契約しリリースしたのが2枚目になる「Sweet Baby James」('70)です。全編アコースティック・ギターの弾き語りながら、レッド・ローズ(steel)、ダニー・クーチ(g)、キャロル・キング(p)らの控えめながら的確なサポートが魅力です。
この鼻づまりな声がOKかどうかでこの人の場合好みが分かれてしまうのですけど、日本でも細野晴臣や小坂忠にスタイルとして影響を与えてます。”Fire And Rain”、”Sweet Baby James”、"Country Road"の有名曲だけでなく、フォスターの"Oh Susannah"をさりげなくカヴァーし、独特のスウィング感をだしてるのは見事です。
右上に「”Fire And Rain”と”Country Road”収録」と付いてるのはセカンド・プレス以降で、ファースト・プレス(画像)にはありません。
原盤 Warner Brothers:WS1843 70年2月リリース。