グレイトフル・デッド・ライヴ

WC029★★★★GRATEFUL DEAD ('71)

The Grateful Dead (Skull & Roses)

The Grateful Dead (Skull & Roses)

デッドと言えば僕はやはりこのライヴ。Skull&Rosesと呼ばれているほとんど新曲+カヴァーで構成された2枚目の2枚組ライヴです。71年の3月4月のNY、シスコでのライヴで、ミッキー・ハート(ds)が抜けているので、ジャリー・ガルシア(g,vo)、ボブ・ウィア(g,vo)、フィル・レッシュ(b,vo)、ビル・クリューツマン(ds)、ピグペン(kb,vo)の5人に戻ってます。何と言っても緩急をつけた演奏が魅力で、さすがに最初にハマッた時の熱狂はないですけど、本当によく聞きました。おびただしい数のライヴ盤が後になって出てますが、時期が近い「Ladies And Gentlemen」や「Europe'72」、「Hundred Year Hall」よりもやっぱりこのライヴがしっくりくるんです。

マール・ハガードの”Mama Tried”、ジョン・フィリップスの”Me And My Uncle”、クリス・クリストファーソンの”Me And Bobby McGee”などのカヴァーもいいです。ガルシア以上にウィアの頑張りが目立つ1枚。

原盤 Warner Brothers:2WS1935  71年9月リリース。