ワッチャ・ゴナ・ドゥ

WC039★★WHAT'CHA GONNA DO−Denny Doherty ('71)

ワッチャ・ゴナ・ドゥ

ワッチャ・ゴナ・ドゥ

60'sのDunhillレーベルを支えたママス&パパスは、60's後半にメンバー間の人間関係がこじれたり、ママ・キャス・エリオットのソロ活動もあってバンドは休業状態にありました。Dunhillとの契約を埋めるために71年に「People Like Us」が出ますが、これはメンバーが一堂に集まって録音されたものではなく、それぞれのパートをつなぎ合わせたというものですが、71年らしくないフラワーでピースフルな雰囲気は悪くはありません(レアグルーヴの時代になって再評価)。ママ・キャスはDunhillから何枚かソロを出した後、デイヴ・メイスンと新バンドを結成。ミシェル・フィリップス派女優に。ジョン・フィリップスは、一部で高い評価を受けた「Wolfking Of LA」('70)を出しています。そんななかデニー・ドハティが71年に出した、「What'cha Gonna Do」は、格段にユルいカントリー・ロックで2曲のビートルズのカヴァーを含め、まったり感がたまりません。バディ・エモンズ(steel)、ブライアン・ガロファロ(b)、ラス・カンケル(ds)、エリック・フォード(g)が参加。ビートルズでいえば、やっぱりリンゴ役ですね。

原盤 Dunhill:50096 71年リリース。