チャーリー・ドア

13001■Where To Now:Charlie Dore(Lemon Recordings:CDLEM77-UK)

Where to Now

Where to Now

1. Pilot Of The Airwaves
2. Falling
3. Sad Old World
4. Where To Now
5. Sleepless
6. Fear Of Flying
7. Wise Owl
8. Hula Valley
9. Pickin Apples
10.Sweetheart

79年に出たチャーリー・ドアのデビュー作。原盤・Island:ILPS9559。
意外にも全米#13('80)まで上がった大ヒット(1)のおかげで知った人で当時NHK−FMのリクエスト・コーナーで知ったその曲のシングルまで買ったことは懐かしい思い出。78年にクリス・ブラックウェルのIslandと契約するまではカントリーっぽいバンドで歌ってたsswらしいけど、時期的にパンク~ニューウェイヴ一色だった当時の英シーンの中でわずかながらAOR的なポップスを目指す動きもあって、ナッシュヴィル録音を敢行。prodはシャドウズ出身のブルース・ウエルチとアラン・ターニー。ナッシュヴィル録音ではレギー・ヤング(g)、デイヴィッド・ブリッグス(kb)、カール・ヒメル(ds)らヴェテランを含むスタジオメンが参加。補足するロンドン録音ではターニー(g,kb,b)やジュリアン・リットマン(mand)、メル・コリンズ(sax)らが参加しています。
まず(1)のポップスとしての魅力が突出しています。米シングルミックスはエンディングもアカペラ・ヴァージョンがあったことを覚えてます。


ソリッドなgのイントロによる(2)レゲエっぽいリズムの(5)、力強い(7)がおもしろい。(8)はドアが以前やってたバンドと同じタイトル。ユルいスライドがきける。(7)(8)(9)はオーディー・アシュワースのprodでひょっとしたらデビュー前のバンドの音源なのかも。

米盤はジャケちがい。
UK Books & Music、1380