ロンサム・ピッカー・ライズ・アゲイン

WC109★★★THE LONESOME PICKER RIDES AGAIN−John Stewart ('71)

Lonesome Picker Rides Again

Lonesome Picker Rides Again

追補です。キングストン・トリオのジョン・スチュワートは、サンディエゴ出身のフォーク系sswで、キングストン・トリオ解散後奥さんバフィー・フォードと68年にCapitolよりデビュー。69年には初期の傑作として知られる「California Bloodlines」を出していますが、この人の歌にすごみが増してくるのは、70'sに入ってWarner Brosに移籍してからです。71年の「The Lonesome Picker Rides Again」はモンキーズが取り上げた自作の”Daydream Believer”の本人ヴァージョンが入ってることで知られた1枚。ラス・カンケル(ds)、リー・スクラー、ブライアン・ガロファロ(b)、クリス・ダロウ(banjo,dobro)、バディ・エモンズ(steel)、フレッド・カーター・Jr(g)、グレン・ハーディン(p)らカリフォルニアのカントリー・ロックシーンを支えた面々が参加。2曲のライヴを含むフォーキーなsswの重要作です。とりわけバフィーとのハーモニーが美しい”Bolinas”が素敵。prodは兄マイケル・スチュワート(元ウィ・ファイヴ)。
原盤 Warner Brothers:BS1948 71年11月リリース。