ジプシー・シンフォニー

WC120★★GYPSY SYMPHONY−Wendy Waldman ('74)

Gypsy Symphony

Gypsy Symphony

ウェンディ・ウォルドマンの1枚目はセールス的に成功はしませんでしたが「Rolling Stone」誌など評論家筋では高い評価を受けました。続く2枚目「Gypsy Symphony」は南部マッスル・ショールズ録音。これは本人よりもプロデューサーのチャック・プロトキンの意向らしいです。ロジャー・ホーキンズ(ds)、バリー・ベケット(kb)、デヴィッド・フッド(b)、ジミー・ジョンソン(g)、ピート・カー(g)ら当地おなじみのセッションメンが参加し、後でLAで録り直した部分もありますが、ソウル〜ゴスペル的なニュアンスの濃い作品になっています。それがウェンディに似合うものなのかは良くわからないけど、彼女自身はあまり気に入った作品ではなかったようです。

ただ”The Good Love”のゴスペル風のムードはそれまでにないもので、なかなかいい。カントリー・ロック的な”Northwoods Man”ではdobroも聞こえる。一番有名なのは、マリア・マルダーに取り上げられた”Mad Mad Me”でしょう。

原盤 Warner Brothers:BS2792 74年リリース