■Baby Please Don't Go / Ted Nugent
やっぱり肉食ってる白人は違うなあ…と思わせたのは日本的情緒を介さない徹底的に弾きまくり押しまくりのハードロックを展開するテッド・ニュージェントでした。後から考えれば
デトロイト周辺のガレージ・パンクが、70'sの米
ハード・ロックのルーツの一つなことの証明なんですね。アンボイ・デュークス出身のニュージェントは日本デビュー時には「テッド・ナジェント」表記でしたが、個人名であると同時に同名のバンド名なんでややこしい。後に
エアロスミスのブラッド・ウィットフォードと組むデレク・セント・ホルムスと言う人も歌ってますし、ニュージェント本人も歌ってます。ビッグ・ジョー・ウィリアムス作のブルーズ"Baby Please Don't Go"、僕はベターデイズのヴァージョンで知ったんですが、
ヴァン・モリソンのいたゼムのカヴァーでも有名。このニュージェントのカヴァーはゼムのヴァージョンを下敷きにしています。