アトール(Atoll)

L'araignee-Mal

L'araignee-Mal

キングのユーロ・ロック・コレクションで一番狂喜したのはこのアトールの「L'Araignee-Mal('75)」でした(「組曲夢魔”」)。79年頃名前のみ知られていた仏プログレの代表選手の力作が紹介されその構成力に参った…アンドレ・バルザン(vo)とクリスチャン・ベア(g)は、仏のイエスのふさわしい表現力。とりわけゲストのリチャール・オーベール(vn)のプレイも光ります。思えばドゥルイドはアトール的だったんです。「Tertio」('76)はぐっとポップになって興味を失いましたが…(ある意味エイジア的)