近年の
リンゴ・スターのオール・スターバンド(まあ義兄弟ですけど)といい、
ジョーの人柄というか、コミュニケーション・スキルであちこちにセッションで呼ばれたり、意外な交友関係を示したりするのですが、77年に
プログレ界の大物だったエマーソン、レイク&パーマーが出した「Works」に参加したと聞いた時にはびっくりでした。もっともこの2枚組は、各人のソロを片面にした変則的な内容で、
ジョーは
カール・パーマー(ds)サイドの”LA Nights”に参加。この曲はインストで前半は、だれが吹いているのかsaxをフィーチャーした
フュージョン風。ですが2分を過ぎて
ジョーのスライドが登場するあたりから、ドライヴ感が増してゆくのが心地いいです。
ジョーは
スキャットも担当し気持ちよさそうに弾きまくってます。まあ畑違いのところに呼ばれるのは、
イーグルスという有名バンドに参加した効果でしょう。