サヴォイ・ブラウンから派生したフォガットはいち早く英国に見切りをつけ、米国進出を果たし成功した英バンドです。ブルーズに根ざしながら、徹底したハードロックとブギを繰り返すスタイルはステイタス・クォーにも通じます。74年の3枚目「Energized」(Bearsville)は、大きなヒットになった初のLPでここの冒頭に配された、ビッグ・ジョー・ターナー作の"Honey Hush"は、ジョニー・バーネットの"Train Kept A Rollin'"のフレーズを引用していますが、後のヘヴィ・メタル的な作りも見られ意外な展開です。