tender#2

■Tender Is The Night / Jackson Browne

Lawyers in Love

Lawyers in Love

「Hold Out」以降ロック色が強まったジャクソン・ブラウンの音楽ですが、次の「Lawyers In Love」(「愛の使者」なんて邦題は付けないほうがいいです)では一部ですけどテクノ風味も加わっておやおやって感じでもあります。80’sの初めに遅れて新しい波がLAに届いたんですね。デイヴィッド・リンドレーがソロの為に独立してバックのメンツが変わっています。アルバムに先駆けたスイスのモントルーでの有名なライヴでは新gtrのリック・ヴィトーを「my new pal」と紹介したことも懐かしい話題。“Tender Is The Night”はそれまでになかったタイプの曲で、今まで以上に「うた」以上に「演奏」や「音」に気を配っているように思えます。ビル・ペインの弾くうすいorganの音が、この頃のイメージですね。