people#2

■Graveyard People / Traffic

When the Eagle Flies

When the Eagle Flies

根っこのところにブルーズがある(あとフォークも)トラフィックに「プログレっぽい」と書くと「プログレ=ブルーズからの影響が少ない白人ロック」と信じていた昔の僕はおかしいと思うのですけど、今は全然そう思いませんね。とりわけ最終作となった「When The Eagle Flies」('74)からの"Graveyard People"なんか、解散後ツトム・ヤマシタのGoに加わるスティーヴ・ウィンウッドのsynの練習曲みたいに聞こえます。voはジム・キャパルディでウィンウッドはsyn弾きまくりです。又そのフレーズが「プログレをイメージさせる」のです。本作から参加のロスコ・ジー(b)はこの後カンに参加すると書くと、余計にそう感じてしまうかな。