4〜Buffalo Springfield(ii)

バンドは67年の暮れに出した「Again」で高い評価を受けましたが、その頃にはバンドの空気も相当まずかったようで68年の5月を持って解散。新加入のジム・メッシーナとリッチー・フューレイの尽力で寄せ集めのサード「Last Time Around」が出た頃にはバンドは消滅しておりました。バッファローのクレジットはありながら各人のソロ音源を集めたようなもので、スティルスはそれでも"Uno Mundo"や”Special Care"といった佳曲を提供。ここには漏れたものの13年に「Carry On」で発掘された"Who Ran Away"でのボサノヴァ風味("Marakesh Express"風のg)は捨てがたい魅力があります。