【河馬】26・Feelin' Alright

グランド・ファンク・レイルロード、スリー・ドッグ・ナイト、バッドフィンガーなんかもカヴァーしたトラフィック時代のデイヴ・メイスンの代表作が、”Feelin' Alright”です。流れとしてはGFRを挙げたいところですが、やはり一番好きなジョー・コッカーのヴァージョンで行きましょう。68年のデビュー作の1曲目に選ばれたナンバーで、percとpianoによる躍動的なイントロがカッコイイ。ここでは「Mad Dogs R\And English Men」のゴスペル・ファンクなやつで。

トラフィックのオリジナルは、じわじわと盛り上がるナンバーでした。デビュー作「Mr.Fantasy」はSGT.ペッパーズ症候群的なポップサイケな味わいでしたけど、セカンドの「Traffic」では土くさい感じがサイケ風味を凌駕したムードで、この曲もそこにあってます。メイスンが後にソロで取り上げたライヴ・ヴァージョンは、16ビートのファンキーなアレンジでこれ又カッコイイ。