【河馬】28・Lute Concerto in D 2nd

今日は、「みんプロ」的話題です。ヴィヴァルディの「ギター協奏曲二長調第2楽章」に得意の歌詞を付け、気持ちよさそうに本人は歌っております。キング・クリムゾン歌詞を担当した、ピート・シンフィールドです。直接演奏にタッチしない裏方が、メンバーとしてクレジットされたという事が、プログレッシヴ・ロックと言われるジャンルの深遠なるところですね。73年に出た初ソロ「Still」には、新旧クリムゾンのメンバーが参加し、クリムゾンのファンタシーの部分(いささか少女趣味な部分を拡大しておりますが)が強調された1枚です。歌は素人なんでしょうがない(米のジョン・サイモン、英のシンフィールドだと思ってます(^^))。ヴィヴァルディをカヴァーした(?)この”Song Of Seagoat”のOGWT版ではメル・コリンズ(fl)やジョン・ウェットン(b)もさんかしております。 そしてイエスのスティーヴ・ハウの趣味的なセカンド・ソロ「Steve Howe Album」でもこの曲を”Concerto in D 2nd Movt”としてカヴァーしており美しい旋律を聞かせてくれます。最初聞いた時はびっくりでした。