【島の人々 76】

Welcome to the Canteen

Welcome to the Canteen

「John Barleycorn」で復活したトラフィックの次のアルバムは回収された(という噂の)70年のライヴ盤でしたが、その埋め合わせか、ウィンウッド、キャパルディ、ウッドに新メンバーのリック・グレッチ(b,vn〜ファミリー・フラインド・フェイス)、リーバップ(perc)、ジム・ゴードン(ds)、そして出戻りというか一時的に復帰のデイヴ・メイスン(g,vo)を加えたメンバーでのライヴ盤「Welcome To The Canteen」が71年にリリース。メイスンのソロ曲を含むこの時点でのベスト盤的な選曲といい、なかなか楽しいのですがあっという間に終わってしまうのも残念。何故かクレジットはメンバーの連名で、トラフィックという名前は使われておりません。手持ちのCDは02年のリマスターですけど他のやつにはあるIsland Remasterのクレジットもなく、なんとなく蚊帳の外にある1枚ではあります。録音はロンドンとクロイドンで、初めてこのクレジット見た時クロフツの「クロイドン発12時30分」のクロイドンか…と思った記憶があります(遠いむかし)。ILPS9166