heart#3

■Heart Of The Night / Poco

Legend

Legend

それまで素晴らしい音楽作ってきたのになかなか評価されなかったポコが、チャート的にブレイクしたのが80年の「Legend」でした。ティモシー・シュミットとジョージ・グランサムという功労者が抜けたら急に売れたのも、昔からのファンには複雑な思いでした(新加入のリズム隊はコースト・ロード・ドライヴにいた共に英国人というのが面白い)。ABCがすぐにMCAに吸収されたんで手持ちのABC盤が貴重だったのかも。ラスティ・ヤングとポール・コットンを中心としたこの時期のポコは、ややコマーシャルすぎるのですけど、フィル・ケンジーのsax(アル・スチュワートの"Year Of The Cat"のプレイで注目されました)をフィーチャーした"Heart Of The Night"はキャッチーなメロディが魅力でした。