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■Goodbye My Friend / Karla Bonoff

ニュー・ワールド

ニュー・ワールド

AORというと「アーバンな〜」とか「恋人たちの〜」とかそういうイメージですけど、少なくとも初期のカーラ・ボノフにはそういった青眼ソウル的なエッセンスはありませんでした。AORのブームの中、マイペースでアルバムを出していく中いつしかブームは終わり、良質なsswの作品として、数少ないアルバムは残ってます。88年の「New World」は、久々の4thでメジャーとは契約出来ず、Gold Castleなるインディーからのリリースでした。しみじみとした傑作。”Goodbye My Friend”の変わらなさぶりはイジョーでしたが、その後たびたび訪れるライヴ(日本の特にFM局を中心とした熱烈オファーで来日回数は二桁を超えます)での、変わらなさ、ぶれなさでこの人の頑固さを知ることになります。