#1 「姿なき挑戦者」 ('67〜セブン1)
「地球は狙われている・・・」浦野光の印象的なナレーションでスタートする、「セブン」の第1話。もちろん撮影されたのはこれが最初ではないでしょうが、第1回放映と言うことで、登場人物及び設定の説明中心。スパークしながら人間が消失するという「ミステリー・ゾーン」的なオープニングは、前作の空想特撮シリーズの「ウルトラマン」よりももっとアダルトな印象を受ける。ノミのようなクール星人は、セブンのアイスラッガーで一瞬にうちに倒されてしまいます(巨大な頭部を輪切りにされると言う、ちょっとグロなやられ方)。
富士山麓の地球防衛軍秘密基地からウルトラホーク1号が飛び立つシーン(「North Gate Open」のアナウンス)にはドキドキさせられる。藤田進演じるヤマオカ長官以下4人の参謀(うち一名は外国人のボガード参謀が勢ぞろいしたシーンも圧巻(ヤナガワ参謀こと平田昭彦はゲスト)。