■■ハリーの災難

純然たるサスペンスでないヒッチコック作品は「スミス夫妻」以外数少ないのですが、これもまあそうかなあ。山道に転がっていた「死体」を、自分が犯人ではないか?と心配して埋めて、また掘り出し、埋めて、の繰り返しのブラック・ユーモアです。紅葉の美しさ(赤というよりは黄金色)と若きシャーリー・マクレインの可愛らしさが印象に残りますけど、やっぱりちょっと弱し。