song#3

■Song On The Radio / Al Stewart
アル・スチュワートほどの人でも「二番煎じの甘い蜜」からは逃れられなかったかのようで…前作「Year Of The Cat」のタイトル曲で印象的なフレーズを吹いたsaxのフィル・ケンジーを再び起用した「Time Passages」('78)の”Song On The Radio”です。すごくアメリカ的な、信号のない真っ直ぐな道を飛ばす的な風景がイメージされますが、アルの特徴的なスコティッシュ訛りの発音が、イギリス感を感じさせます。ケンジーはこの後ポコの”Heart Of The Night”やロッド・スチュワートの”Da Ya Think I'm Sexy?”でも吹いております。