rose#3

■Last Rose Of Summer / Judas Priest
バラでもう1曲。ジューダス・プリーストがGullからメジャーのCBSと契約しての通算3枚目になる「Sin After Sin」('77)は、ロジャー・グローヴァーのprod、若きサイモン・フィリップスの参加(ゲスト)で、新時代の英ハードロックとして日本でも注目されました(ただし時代はこの種の音に逆風)。僕は高校時代K川先輩に聞かせてもらったのですけど、それほどヘヴィ・メタルな印象は受けませんでしたね。”Last Rose Of Summer”は、英ハードロックが得意とする暗目のバラードで、アーマゲドンの”Silver Tightrope"を思い出します。ユダと言う名前のバンドの宿命なんでしょうが「背信の門」(門の部分はジャケットからの連想でしょう)というすごい邦題が付いていました。