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■Give It Some Emotion / Tracie
ポール・ウェラーのRespondからデビューしたトレイシー(ヤング)は、80's半ばの僕のアイドルの一人でした。結局のところA&M配給のRespondはトレイシー、クエスチョンズの各1枚とオムニバス1枚しか残せずにつぶれてしまいましたが、ソウルに根ざした音は今聞くと薄っぺらいながら、80's型UKソウルの原型としてなかなか楽しいです。スタイル・カウンシルの初来日に同行し、ソウル・スクアドをバックにトレイシーもオープニング・アクトとして登場。最初の2枚のシングルはLPには入ってませんが、粘りつくシンセが印象的なセカンド・シングル"Give It Some Emotion"は大好きな曲です。