ファースト

Bonnie Raitt

Bonnie Raitt

なんとなくボニー・レイットを振りかえたくて、71年のファーストを聞いてます。アコースティックなブルージーな出来。スティルス、ポール・シーベルといった同時代のソングライターの曲もありますが、アルバムのトーンを決めてるのはシッピー・ウォーレスやロバート・ジョンソンらのブルーズです。el-gを1曲しか弾いてないのも今では信じられないですね。


ちょうどデビュー間もない頃の71年3月のシラキュース大でのライヴがむかしブートで出てました。「I Ain't Blue ,I'm Just A Little Bit Lonesome」というやつ。西新宿にあったアイコアイコあたりで買った覚えあります。ちょっとシブすぎでしたが。ブラインド・フェイスのステージでこの曲もやってました。


ボニー・レイットのデビュー直後の音源はかつて「I Ain't Blue I'm Just A Little Bit Lonesome」と言うブートで聞けました(71年3月のシラキュース大でのライヴ、放送用音源)が、去年FMICというレーベルから出た「Under The Falling Sky」という2枚組放送用音源の1枚目と同じだとおもってましたら、よく見たら別でした。選曲は似てますが。そっちは72年2月のフィラデルフィアのシグマスタジオでのもの。セカンドからの曲も少しあります。