Sabre Dance / Spontaneous Combution

ハチャトゥリアンの"剣の舞"をロックインスト化したヴァージョンは、デイヴ・エドモンズがいたパワー・トリオのラヴ・スカルプチャーが有名です。その曲はもともと長尺だったものをシングル用に編集し68年に全英5位まで上がるヒットとなってます。まあアイディア勝負なんですが。
今日紹介するのが、スポンテイニアス・コンバッションという別バンドのヴァージョン。界隈には僕より数倍詳しい方がいらっしゃいますけど、グレッグ・レイクがprodした10代の3人組です。dsのトニー・ブロックはストライダー、ベイビーズ、ロッド・スチュワート・バンドと渋いところを歩みます。
で”Sabre Dance”。73年のシングルで、若さにまかせた激しい演奏ですが、B面はテンポを落とした別ヴァージョンでロバート・フリップのprod。宮殿の曲に似たメロトロンが出てくるなどなかなか荘厳。このヴァージョンはプログレ門外漢なイメージの山下達郎氏がラジオで紹介してくれたのですが、その時パフォーマーとしてはもちろんの事コレクター、音楽紹介屋としての氏のスタイルに、めちゃくちゃ感銘受けた事を覚えてます。
ぜひ聞いてみてください。