マイケル・マーフィーとマイク・マーフィー

僕とお付き合いが長い方には、金曜のややこしいヤツは、もうおなじみのネタばかりなんですが今日のは誰得?というようなやつ。
テキサス出身のsswで70'sには、"Geronimo's Cadillac"や"Wildfire"のヒットを出したマイケル・マーフィー(Murphey)と言う人がいます。メロディアスな"Wildfire"は今でもファンの多い名曲ですが、この人60'sにはルイス&クラーク・エクスペディションというちょっとバブルガムっぽいポップをやってた事もありました(全く余談ですがこのグループは探検家のルイス&クラークから名前を取っていて、これをさらにひねったのがバーズを辞めたジーン・クラークが組んだディラード&クラークでファーストのタイトルは「Fantastic Expedition Of Dillard & Clark」でした)。80'sに入ると真ん中にマーティンを入れて、マイケル・マーティン・マーフィーと名乗り今でもカントリーシーンで活躍してる大ヴェテランです。
似た名前のマイク・マーフィー(Murphy〜eが入らないこっちの方が一般的なマーフィーですが)は、あまり知られてませんけど、REOスピードワゴンの3代目vo(初代がスターキャッスルに加わったテリー・ラットレル、次がケヴィン・クロウニン)。サードの「Ridin' The Storm Out」の途中でクロウニンが抜けた為、voパートだけマーフィーに差し替えたといういわくつきの1枚でした。マーフィーは3枚REOで出してますが、正直華がないのでアルバムもパッとしません。結局復帰したクロウニンに譲って脱退。その後バンドはブレイクという下積み時代を支えた人になりました。マーフィーがもう一度一瞬脚光を浴びたのはジョー・ウォルシュの「But Seriously Folks…」('78)に入った"Second Hand Store"を書いた事でしょうか。「Ridin'〜」にはウォルシュも参加してましたし交流があったのかも。80's初めにもソロでも活動が忙しくなったジェイ・ファーガソンに代わってウォルシュのバンドでkbを弾いてた事もありました。僕はずっと"Wildfire"の人と混同してたのです。