ヒッピーの主張

2◆After Bathing At Baxter's / Jefferson Airplane ('68,RCA)

AFTER BATHING AT BAXTE

AFTER BATHING AT BAXTE

個人的にジェファーソン・エアプレインの最高傑作は「Volunteers」だと思ってますが、この「After Bathing At Baxter's」を挙げる熱心なファンの方も多いです。僕はかつてCDで持ってましたが、何度トライしてもよくわからなかった1枚でした。確かに"Martha"や"Rejoyce"といった名曲はあるのですが、今回こうやって聴き直してても感想は変わらず。このバンドの演奏の核は、ホット・トゥナ組のジャック・キャサディのbとヨーマ・コウコネンのgにあるので、従来のロックとは少し離れた動きをするこの二人の動きが、フィットするかどうかですね。あとマーティ、ポール、グレイスの3人のvoが交差するところはやっぱりたまらない魅力があります。