フリートウッド・マックの50年=3=

ミック・フリートウッドと言う人の目立ちたがり屋の部分は、最高位10位のセカンド「Mr.Wonderful」('68)のジャケのびっくり顔でもわかります。これに味をしめたのか化粧して女装したヴァージョンが米編集の「English Rose」でシングル曲と、「Wonderful」からのセレクトと言う変則的なものでした。日本デビュー作でもあったようで、77年のCBSソニーのロック名盤の廉価シリーズでは「聖なる鳥」と共に選ばれています。

ミスター・ワンダフル

ミスター・ワンダフル

"Stop Messin'"Around"がベストトラックでしょうか?当時チキン・シャックのクリスティン・パーフェクト(p)がゲスト参加の曲もあり。
この後すぐ3人目のgtrとしてダニー・カーワンが参加します。
ダスター・ベネットのハーモニカが入った”Stop Messin' Around”です。


時代は前後しますが、71年にリリースされた「Orginal Fleetwood Mac」というLPは、67〜68年の(ダニー・カーワン参加前の)アウトテイクで構成されていますし、

この辺の音源を使った米編集の2LP「Vintage Years」('75)もColumbiaやSireから出てて、僕はこの2枚組で初期マックをおさらいした記憶があります。