At The Crossroad

これって僕はモット・ザ・フープルのファースト('69)に入ってたカヴァーで知ったので、いつもと逆にしてみました。ボウイに贈られた”All The Young Dudes”以前のバンドは、イアン・ハンターのディランへの傾倒ぶりが目立つ「売れないバンド」でしたが、ブレイク後のグラムロックスタイルよりも初期のIsland時代が愛おしいのです。エッシャーのワニジャケのファーストは、ディランとストーンズからの影響が強い1枚。この”At The Croosroad”は、チカーノ・ロックのサー・ダグラス・クインテットのナンバー。ダグ・ザームに名前がロックシーンの中でもう一度クローズアップされるのは、SDQ解散後テキサスの音楽シーンが注目される70's半ばです。ブリティッシュビートに対する米南部からの回答とかいわれたSDQ、オーギー・メイヤーの弾くVoxのorganも印象的です。