【雨の歌】It's Raining / Rick Derringer

リック・デリンジャーの初ソロ「All American Boy」('73)はハードロックからバラード、ポップからカントリー・ロックまで引き出しの多さがマコイーズに始まる長いキャリアの証拠、とばかりに貫禄を見せつけた感じでした。
東海岸のハードロックと言うと、エアロスミスブルー・オイスター・カルトなんかよりも僕は、エドガー・ウィンターだったりするのですけど。当時から交流があった、ジョー・ウォルシュが彼のバンド、バーンストームごと参加した曲もありますが、基本的にはボビー・コールドウェル(元ジョニー・ウィンター・アンド〜キャプテン・ビヨンド)のdsをバックに、デリンジャーがダビングといった感じ。このIt's Rainingでは、トゥーツ・シールマンスの透明感あふれるハーモニカをフィーチャーしています。

https://www.youtube.com/watch?v=srDgLaX0nDA