ウェンディ・ウォルドマン

70'sの女性sswの中ではやってる事がかなり好みなのにもかかわらず、日本では一切紹介されず(この種のものに寛容なワーナーなのに)、知名度はあくまでもマニアのみと言う状態になってしまったウェンディ・ウォルドマンです。デビュー盤はNMMの輸入盤紹介コーナーで北中さんが「おきゃんなローラ・ニーロ」と紹介してたことを覚えてます。ルーツにカントリーよりもフォーク、マウンテン・ミュージックがあることがジョニ・ミッチェル、そしてローラ・アラン的でもあります。70'sにワーナーから出た5枚はどれも似たような感じですが、最後の「Strange Company」('78)は後のクリトーンズのメンバーが参加してる事もあってロック的。友人のリンダ・ロンシュタットの「Mad Love」のヒントになったんだろうなあとも邪推。マリア・マルダーが取り上げた"Gringo En Mexico"と"Mad Mad Me"だけの人ではないのです。
https://www.youtube.com/watch?v=E-KKZEQwNm4