ギルガメッシュ

カーンの流れでヒレッジのソロ〜ゴングに行く前に、ギルガメッシュを。ハットフィールズの弟バンド的な存在だった4人組ジャズロックで、ハットフィールズのオーディションに落ちたらしいアラン・ガウエン(kb)、フィル・リー(g)、マイク・トラヴィス(ds)になかなか固定できないbassがメンバー。ハットフィールズとライヴで共演する事もあったらしいです。デビューはVirgin傘下のCarolineから。可愛らしいジャケが印象的な1枚「Gilgamesh」です。音はハットフィールズ以上にジャズ寄りですが、僕でも聞けるくらいなんで、十分ロックの範疇。注目のbassはニール・マレイ、スティーヴ・クック、ジェフ・クライン、モント・キャンベルらが短期間在籍(録音時にはクライン)。A面の最初の3曲メドレーが素晴らしい。ガウエンがオルガンを弾かないんでカンタベリー・シーンに中ではクールな印象。バンドはナショナル・ヘルス結成の為に解散しますが、78年にガウエンとリーが、トレヴァー・トムキンズ(ds)、ヒュー・ホッパー(b)のラインナップで再結成しています。
https://www.youtube.com/watch?v=o9Fj4Klz6bM