イントロダクション

ディープ・パープルが好き、というと僕の好みを知ってる人は意外?って顔をしますけど、70's半ばに洋楽デビューした中学生にとって、パープルから洋楽に入るのはしごく、まっとうな道でした〜ビートルズから入る、オリヴィア・ニュートン・ジョンから入る、クィーンから入る、というパターンもありました。
”スモーク・オン・ザ・ウォーター”の有名なイントロ、”ハイウェイ・スター”のリッチーのgの早弾き、ヘヴィ・メタルお家芸とも言える伝統芸、様式美のルーツ的な存在、ロードがモチーフとして隠し味に入れたクラシック曲のフレーズ、大きな風呂敷を広げたイントロの1期の音、息づかいまでリアルに伝わるカヴァーデイルのブルーズ、脳天まで貫くようなギランのシャウト、ダビングを繰り返した再現不可能なボーリンのスライドg、ステージで羽目を外しすぎなヒューズの歌いたがり、早く終わってくれと言う感じのペイスのdsソロ、ハードロック村を軽く超えたパープルファミリーのこだわらない職人仕事、レッド・ゼッペリンと比べると明確な「わかりやすさ」etc… パープルの魅力は様々でしょうが、放出したり、買い直したりを何度も繰り返す中、いろんな音楽を聞いたきた耳でこそわかる「おもしろさ」みたいなものがある事は事実です。

このコーナーではそんなパープルの魅力を伝えていきたい、と言うのでは全然なく、昔とは信じられないくらい溢れた情報量もすぐに忘れ去られてゆく中、あくまでも個人的な備忘録と言う感じです。基本的に年代順。そしてここでいうディープ・パープルとは68年から76年までのもので再結成以後は含みません。

リアルタイムでのパープルは77年ごろなんで既に解散しており、解散後メンバーがそれぞれ活動し根強い人気が続いてた頃。シンコーから出たこの本を読んで目覚めたのです。