【UA73年の人たち】4・ブリンズレー・シュワーツ

パブロックと言うのは元々演奏スタイルを表す言葉ではなく、広いところではなくパブサイズで演奏できるロック、から転じて50's、60'sのR&Bやビートものを得意としたロックンロールからカントリーロックなニュアンスもあるザ・バンドタイプの音、さらにはレゲエ、スカに影響を受けたものまで、いろんなスタイルがあります(ハードロックとプログレはない)。この連中がパンク、ニューウェイヴの練習への橋渡しをした事は有名で、ブリンズレー・シュワーツからは、ニック・ロウやイアン・ゴムがソロへ、また残りのメンバーはグラハム・パーカーのザ・ルーモアに参加したりしました。ニック・ロウの角刈りもどきの髪型が強烈な73年のOGWTからの"Hooked On Love"は「Please Don't Ever Change」に入ったザ・バンド的なナンバーです。

https://www.youtube.com/watch?v=fy6GdgiuMHs