【名曲リレー24】horse#2
■Pale Horses Pale Rider / Paris
フリートウッド・マックを辞めたボブ・ウエルチ(g,vo)がジェスロ・タル〜ワイルド・ターキーのグレン・コーニック(b)、ナッズのトム・ムーニー(ds)と組んだパリスはゼッペリン級のハードロックとして渋谷陽一氏がプッシュした関係で日本で根強い人気がありました。そのデビュー作を僕は個人的には全然買っていないのですが、dsがハント・セールズに代わったセカンド「Big Towne 2061」('76)は大好きでした。当時よく言われたのは「汗の匂いのしないスタイリッシュな音(ハードロックでは全然ないのです)」。確かに従来のブルーズ・ベースの音ではない新しさがありましたが、あっけなく解散してソロになったウエルチはストリングスばりばりのポップ・ロック(当時はソフト&メロウなんて言われてました)になってて、又混乱。基本線はマック時代と変わってないのですがアレンジのせいでずいぶん印象違います。一番好きなのは"Pale Horse Pale Rider"です。