【名曲リレー78】falling#2

■The Falling Song / Ashton、Gardner & Dyke & Co

アシュトン・ガードナー+ダイクとしての最終作は、72年にCapitolからリリースされた3枚目「What A Bloody Long Day It's Been」。いつもの3人に加えCompanyとしてデイヴ・キャスウエル(tp,flh)、ジョン・マムフォード(tb)、ライル・ジェンキンズ(sax,fl)のブラス、そしてミック・ライバー(g)が参加。このバンドというかトニー・アシュトンの資質は基本的にキャヴァレー・ミュージックで、持ち前のしゃがれ声がこういう音楽には妙に映える。更にビッグ・バンド・ロックとでもいえそうなブラス・セクションを適度に導入し(ブラスロックというほどフィーチャーはしない)ています。
"The Falling Song"は69年のファーストに収録されてたものの再演でブラスとorganがなかなかドラマティック。10分近いナンバーでジャズ的な部分もあり。乱暴な本だとハードロックとかUKスワンプとか書かれてますが、断じてそういう音ではない。ましてやプログレでもない。まさに英国ロックの深い森、多様性を感じさせます。

https://www.youtube.com/watch?v=c9wjV778z1w