【スティルスの50曲】9・Myth of Sisyphus

「孤高の世界」と言う邦題が付いたCBS移籍第1弾の「Stills」('75)はそれまでのキャリアを総括した内容でマナサスを解散して新たな一歩を踏み出そうというスティルスの意欲が伝わってきます。ただしマナサスのセカンドあたりからヒット狙いと言うか、曲が平均して3分台と言うか短めでいいところで終わってしまう感がずっとでていてこのアルバムもいい曲多いので少しもったいない。ラストに入った”Myth of Sisyphus”は74年の再結成CSN&Yのライヴでも披露された、スティルスにピアノを基調としたもの。マイアミ録音でジェームズ・ギャングのジム・フォックス(ds)、クラウディア・レネア&ドニー・デイカス(vo)が参加しています。

https://www.youtube.com/watch?v=a9NuJ5IrO_A