【ウィンウッドの50曲】4・Walking In The Wind

トラフィックと言うバンドは決してプログレではないのですが、70'sある時期シンセを多用するとプログレとして紹介される事が多かったので、こうしたくくりに入ってしまうのでしょう。第2期トラフィックの終焉となった74年の「When The Eagle Flies」は、SW、ジム・キャパルディ、クリス・ウッドのオリジナルメンバー3人にロスコ・ジー(b)が加わっての1枚。前作はマッスル・ショールズの助っ人を加えた英国ロックの米南部志向路線を完結させたものでしたが、再び純英国路線に戻った事がkb類の多用になったのでしょうか。ここでのSWのシンセの使い方はソロ時代にも通じるものです。アメリカではAB面に分けられシングルカットされました。後にカンに加わるジーのbassもいい感じです。来日が予定されていましたが解散の為中止になって残念。トラフィックは80'sにコツコツと集めてたので、平田良子さん解説の東芝からの日本盤LPを見つけた時はうれしかったのです(当時ポリスターから再発されてましたがオビが解説とつなかった形態は苦手でした)。

https://www.youtube.com/watch?v=k8f7Kl36Vxo
これは珍しい78年のソロになってからのライヴでの演奏。ジョン・ポーター(b)、テリー・スタナード(ds)と言うリズム隊はアンクル・ドッグスね。
https://www.youtube.com/watch?v=qVxAh6rxTkY