パンター女、フロイド、ラズベリーズ

【月曜の女たち】ジャン・パンター

ジャン・パンター(Jan Panter)は、60's半ばのUKガール・シンガーですがファズgがうなる66年の”Scratch My Back”(Pye)はちょっと知られてるかも。コーラスにはブレイカウェイズが参加して盛りたてます。prodはフリークビート界では有名なマーク・ワーツです。今となってはこの頃の英ガールズはおばさんくさいルックスの人が多いのですが、珍しくセクシー系です。

https://www.youtube.com/watch?v=L3bD9My71KE

[名曲リレー]【名曲リレー686】have#2

■Have A Cigar / Pink Floyd('75)

フロイドと言えば「狂気」よりも「炎」の人なんで、この”Have A Cigar”は印象深いです。ゼッペリンの3枚目で名前のみ知られていたロイ・ハ―パーがvoを担当する、ブルージーなロックンロール。歌詞の中で「誰がピンク君かい?」というフレーズが出てきますがこれは米Harvestのお偉方の、バンドを前にしての実際の発言だとか。

https://www.youtube.com/watch?v=tbdpv7G_PPg



【米国ロック72年の70曲】3・Come Around And See Me / The Raspberries(Capitol)

クリーヴランドで結成されたラズベリーズは、元祖パワーポップとも言える音ですけど、モコモコした音とエリック・カルメンのメロウな方向に行きたがる作風(”Go All The Way”なんてイントロのあの感じで最後まで行けばいいのに~と何度思ったことか!)が邪魔をして、大好きとは言えません。と書きつつメロウな”Come Around And See Me”は好きなんで、なんか自分でもよくわかりませんが、ビートルズビーチボーイズのいいところを取り入れたこのバンドのファーストは素晴らしいのです。ただウォーリー・ブライソンがいてこそのカルメンが引き立つ感じもありますが。

https://www.youtube.com/watch?v=QobbUwSu1RQ