Dreams、72レッドボーン、SMB
【火曜はカヴァー曲のカ】Dreams
オールマン・ブラザーズ・バンドのファーストに入った名曲ですが、これをバディ・マイルズの「Them Changes」(日本でCD化されたのは今年出たのが初!まだこういうの多いと思うよ)に入ったヴァージョンで。このアルバムはニール・ヤングの”Down By The River”の好カヴァーもありました。エレクトリック・フラッグにもいた巨漢の黒人dsでパワフルなvoを聞かせます。ブラスロック化した”Dreams”も聴きもの。
https://www.youtube.com/watch?v=omNPPv6mhJY
【米国ロック72年の70曲】7・Already Here / Redbone(Epic)
”Witch Queen Of New Orleans”と”Come And Get Your Love”の狭間にある「Already Here」というアルバムは初めて聞きましたが、何とも不思議なムード。ネイティヴ・アメリカンの血を受け継ぎ伝統的なパフォーマンスをステージでも導入していたレッドボーンは、60'sからソングライターとしても活動していたパットとロリーのヴェガス兄弟を中心としたバンド。この4thのタイトル曲は超絶なジャズロックで意外な一面を聞かせてもらったという印象。もちろんel-sitarを使ったソウル的な音づくりも入ってますが。
https://www.youtube.com/watch?v=HcCfNFHjSzA
[名曲リレー]【名曲リレー693】fly#2
■Fly Like An Eagle / Steve Miller Band('76)
ステージでは70's初めから演奏していた”Fly Like An Eagle”が音源化されたのは76年の同名のアルバムでした。基本線はブルーズ・ロックなんですが前作「Joker」あたりからポップな装いでブルーズを隠すようなスタイルになっていて何度も聴くうちにブルーズっぽさを感じるという仕組みになっています。実に巧妙に作られたアルバムでした。プログレ風のアプローチは時代柄でしょうが、このエコーかけまくったMidnight Specialのステージも面白い。dsはセッション出身のゲイリー・マラバー,bassはロニー・ターナーですがこのTVライヴではジェラルド・ジョンソンの様な気もします。