【名曲リレー473】lovers#3

■Lovers Question / Travis Wammack

ラヴィス・ワマックは、マッスル・ショールズのフェイム・スタジオの専属のギタリストだった人で、72年にFameから「Travis Wammack」でアルバム・デビュー。これはジェームズ・ギャングやキャット・スティーヴンスのカヴァーもありましたが、僕としてはどっちつかずの印象でした。Capricornから75年にリリースされた「Not For Sale」は、リック・ホールのプロデュースで、お膝元のFameスタジオで録音されたものです。なかなか、はじけたスワンプ・サウンドを聞かせます。ルーツとなっているサザン・ソウル色が、僕にはやや濃すぎると感じることもあるのですが。ブルック・ベントン作の"A Lover's Question"はユーモラスな表情をたたえて、成功しています。
ずっとCD化を待ってる1枚。

https://www.youtube.com/watch?v=vZTPGlN6c20&t=28s