【名曲リレー490】man#2

■He's A Woman, She's A Man / Scorpions('77)

ハードロックとヘヴィ・メタルの境界線は聞き手それぞれにありますが、当時はメタルとも言われてなかったスコーピオンズのこの曲(暴虐のハードロッカー、という邦題でした)にヘヴィ・メタルの萌芽を感じます。ジャケットの問題でいつも話題になってた(意識した炎上路線だったわけですが)スコーピオンズの「Taken By Force」はテロを想像させるとヨーロッパではジャケットは変更させられましたが、日本はOKでした。ドイツらしい暗さ重さもありますが、抜け切ったようなメタル感がこの曲には感じられ、ジューダス・プリーストの「Sin After Sin」でも一部の曲にそういうメタル感を感じた事を思い出します。共に77年。

https://www.youtube.com/watch?v=vFbgHPjFYvQ