【ヴィネガー・ジョー周辺・その5】

■Rock'N'Roll Gypsies / Vinegar Joe('72,Island)

72年にはもう1枚このセカンドが出ています。結局ロブ・テイト(ds)はやめてしまい、再び友人のキーフ・ハートレイとジョン・ウッズ(元ジャンコ・パートナーズ)がサポート。ティム・ヒンクレイもセッション活動に戻りマイク・ディーコン(kb〜グレイテスト・ショー・オン・アース)が参加。また2人目のgtrとしてジム・マレン(元オブリヴィオン・エクスプレス)が加わっています。ジミヘンの"Angel"、ロジャー・ティリスンの(というかジェシエド・デイヴィスのアルバムで知ったんでしょう)タイトル曲、リトル・リチャードの”Whole Lotta Shakin' Goin' On”のカヴァーの配置も見事です。激しいライヴが垣間見れるようなステージフォト(とりわけエルクのリンボーダンスの様なアクション)も魅力的です。3枚のアルバムでは一番まとまっているかと