【土曜はフォークロック】マグワンプス
先週P・F・スローンのところでも書きましたが、ママス＆パパスあたりでフォークロックの定義が既にあいまいになってますが… g以上に出し入れされるコーラスの方が雄弁なママス＆パパスはNYで結成された4人組。カリフォルニアへやってきてルー・アドラーのDunhillと契約しています。あくまでフォークロック風だった”A California Dreamin'”や"You Baby"くらいでストリングスやブラスも加わり、西海岸らしいポップロックの雛型となってゆくのはまた別の話です。と言う長い前フリで、ママ・キャス・エリオットとデニー・ドハティが参加してたマグワンプスならまだフォークロックのテイストがあります。ジェームズ・ヘンドリックスやスプーンフルのザル・ヤノフスキーもおりました。解散後Warnerから出た「A Historic Recordings」からの”Everybody's Been Talking”(タイトルはフレッド・ニールのあの曲を思いださせます)はまぎれもなくフォークロックだと思います。録音は66年頃？
