【Islandレーベルの70曲】6・The End / Nico('74)

伝説的なヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー作でバンドと共演したニコが、その代表曲のタイトル通りファム・ファタールのイメージを決定づけた、と僕が勝手に思ってるのは、74年のこのドアーズのカヴァーです。prodはヴェルヴェッツのジョン・ケイルで、この年ケヴィン・エアーズのライヴにケイル、イーノと共に参加。その模様は「June 1 1974」としてドキュメント化されてます(悪魔の申し子たち、と言う邦題もまた乙)。同年リリースされた「The End」にはハーモニウムを弾きながら歌う鬼気としたニコの姿がありました。日本盤LPはポリスターに発売権が移った80'sに入ってやっと実現しました。

https://www.youtube.com/watch?v=NGnwRnvnJdI