【雨の歌】Paper In The Rain / Cado Belle

76年のリリース当時はカド・ベルの名前で紹介されたことがあります。ココモ、アヴェレージ・ホワイト・バンド、ゴンザレスなど米ソウルに強く影響された英パブ系バンドが、こぞって作品をリリースした頃、パブロック=フィールグッズみたいな感覚では、なぜこんなディスコがパブロックなの?という感じですけど、今ではメロウ・グルーヴと言う都合いい言葉がありますから、パブロックが音楽スタイルをそのまま表す言葉じゃなかったのですね。

スコットランド出身で、紅一点のマギー・ライリーが後にマイク・オールドフィールドのバンドで歌ったことで知られています。ここではそういったフォーク系の要素はなく、キース・オルセンのprodによるファンキーな、というかアメリカのソウルそのまんまな音。”Paper In The Rain”はなかなかしっとりとしたバラード。今ではAOR畑で評価されています。

https://www.youtube.com/watch?v=8fPdBjwthYs