【Islandレーベルの70曲】35・No Time To Live / Traffic('68)

トラフィックのセカンドはファースト以上にデイヴ・メイスンの才能が目立ったアルバムですが、メイスンが直接加わっていない曲もいくつかありバンド内の勢力図が緊張関係をはらんでいた事もわかります。4人でプレイされた"No Time To Live"は、スティーヴ・ウィンウッドのソウルフルな歌声が聞けるナンバーで、前作にあったポップサイケな意匠は消え、土くささとソウルフルな味わいが印象に残ります。この曲でメイスンは重厚なハモンド・オルガンを聞かせます。ジョニー・ウィンター・アンドのカヴァーもあり。

https://www.youtube.com/watch?v=qc7jot9wziA